著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<181>“本丸”のドンファン殺人事件の裁判はいつになったら開かれるのか

公開日: 更新日:

 白浜のシュノーケル殺人事件は逮捕から3年経ってからの裁判開始であった。今回の事件もそれぐらいの時間を要するのだろうか。田辺署に留置されていた早貴被告は和歌山市内の拘置所に移送されたが、検察はそれも明らかにしていない。そして接見禁止は続いているし、弁護士が名乗り出ない状況も、シュノーケル殺人事件とそっくりだ。

 余談であるが、拘置所に「接見できますか?」と電話でたずねても「お答えできません」という返事が来る。拘置所に行って面会希望の書類を窓口に提出することが必須事項になっているからだ。そして数分待つと係員が「接見禁止です」と答える。こんな制度が今も続いているのだ。

「決まりですから」

 係員はサラッと言うのだが、それがおかしいと思わないことに不気味さを感じる。

 果たして裁判はいつになるのか。迅速な裁判をすべきである。

 長いこと連載をさせていただき読者の皆さまには感謝しかありません。ドン・ファン事件は今でも流動的で、遺言無効裁判なども続いています。本丸の殺人事件の裁判が始まれば、また取り上げたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。(おわり)

【連載】紀州のドン・ファンと元妻 最期の5カ月の真実

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