「パラリーガルのままでよいですよ」…話題の本「秋篠宮」の思いは小室圭さんに伝わっているのか

公開日: 更新日:

 2017年9月、秋篠宮家長女、眞子さんと小室圭さんの婚約が内定するも、同年12月に、小室さんの母親と元婚約者との間の金銭トラブルが発覚。結局、昨年10月まで結婚が延期され、儀式なし、一時金なしという前代未聞の皇族の結婚に落ち着いた。

 あれからおよそ7カ月、眞子さんと小室さんの結婚問題などについて、秋篠宮さまの肉声がつづられた書籍「秋篠宮」(小学館)が先ごろ発売され、波紋を呼んでいる。さまざまなメディアに取り上げられ、Amazonランキングでは100位以内にあるなど、すでに話題の本となっている。

 秋篠宮家と親交の深い、元毎日新聞特別委員でジャーナリストの江森敬治氏が、17年5月から22年1月までの計37回、宮邸などで秋篠宮さまから直接話を聞いたことをまとめたものだという。帯には《皇族である前に一人の人間である。》と記されるように、秋篠宮さまの思いを伝えるために出版されたものというのがもっぱらだ。

 そこには、2人の結婚へのバッシングが日に日に大きくなっていく状況と、そんな中ででも、結婚を推し進めようとする眞子さんと小室さんとの間で苦悩されている秋篠宮さまの様子が感じ取ることができる。

小室圭さんへの身辺調査なし

 これまで明かされていなかった話の中でも、ネット上で《やはり》という声が上がっているのが、小室さんへの身辺調査が行われなかった点だろう。

《今回は相手の男性の家庭状況など事前に調べたりされましたか?》と尋ねた江森氏に、秋篠宮さまは《うーん》と答えづらそうな様子でこうお話しされたという。

《個人情報がいろいろとうるさい時代なので、家庭状況などを調査すること自体に問題があります》

 さらに、都内の法律事務所にパラリーガル(法律事務員)として勤務していた小室さんの職業について秋篠宮さまは、《パラリーガルのままでもよいですよ》と答えられたという。

 現在、米ニューヨークの現地法律事務所でパラリーガルとして働きながら、弁護士を目指して、7月に3度目の司法試験に挑もうとしている小室圭さん。秋篠宮さまは、身の丈にあった暮らしをすればいいというお考えのようだが、こうした気持ちが眞子さん、小室さんにどこまで伝わっているのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 8

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち