ミュージカル俳優・井上芳雄の凄まじいポテンシャル テレビの「脱お笑い路線」にピッタリ

公開日: 更新日:

 ミュージカル俳優・井上芳雄(42)の活躍が目覚ましい。4月から「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)のMCに就任。東野幸治(54)、後藤輝基(47)と週替わりで登場している。また、18日生放送のダンス日本一決定戦「THE DANCE DAY」(同局)では水卜麻美アナ(35)と共にMCをつとめ、平日夜の特番にもかかわらず、最高視聴率12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と健闘。セリフによどみなく、生放送もそつなくこなし、局内では“新たな戦力”として評価も上々だという。

 井上は東京芸大の声楽科に在学中からミュージカルに出演。ブロードウェーミュージカルの日本版等で活躍し、山崎育三郎(36)、浦井健治(40)とともに“ミュージカル界のプリンス”と呼ばれている。私生活では、16年に舞台で共演した知念里奈(41)と結婚、現在2児の父でもある。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「今テレビ局は若い視聴者層獲得のため、出演者の若返りを図っており、MC陣も入れ替えが始まっています。井上さんの舞台で築いた人気の基礎票、トーク力、とっさの対応力はまさに“即戦力”。奥さんの知念さんの知名度も彼の好感度を上乗せしている。ヤミ営業、ゲス不倫などスキャンダルが続くお笑い芸人と距離を置こうとしている中、井上さんはスキャンダルとは無縁で気品もある。既婚で子持ち、子育て世代の視聴者層と同じ目線で語れる背景もあり、フジテレビ『めざまし8』の谷原章介さんの次を行く人材といえます。場数を踏めば大化け、ややもすれば『スッキリ』の加藤浩次さんを揺るがす存在になるかもしれません」

 ほぼ日テレ専属の逸材だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  5. 5

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  1. 6

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  2. 7

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘