道枝駿佑「金田一少年の事件簿」視聴率ダウン…日テレが読み違えたターゲットの“さじ加減”

公開日: 更新日:

 フタを開けてみれば、パッとしない結果。この枠は日曜夜10時半からという放送時間もあり、数字を稼いできたのは「今日俺!!」しかり、19年放送の「3年A組─今から皆さんは、人質です─」や「あなたの番です」、そして一昨年の「極主夫道」など、やや大人向けのドラマが目立つ。

「ところが、『金田一少年』は内容的には子供っぽいミステリーで、道枝も大人が見るに堪えるほどの演技力とはまだ思えません。まず大人に見てもらい、そこから子供に一緒に見てもらうという“王道”から外れているような気がします」(前出のキー局関係者)

 あまりにお子さま向けに寄りすぎている。その辺のさじ加減を「金田一少年」はミスったのではないか、というわけだ。

 言われてみれば、確かに「3年A組」の主演は菅田将暉(29)、「あな番」は原田知世(54)と田中圭(37)、「極主夫道」は玉木宏(42)、そして「真犯人フラグ」の西島秀俊(51)と、いずれも演技力には定評がある。

 もちろん、さじ加減の責任は制作サイドにあるわけで、これで道枝の俳優業に悪影響が出たら、悲惨だ。

 次の7月期は、永瀬廉(23=King&Prince)主演の「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」。嫌な予感がしてくる!?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃