「スッキリ」“後続番組”を任される日テレ女子アナの名前 打ち切り話は揉めに揉めて…

公開日: 更新日:

 日本テレビは朝の情報バラエティー番組「スッキリ」と続いて放送される情報番組「バゲット」の2番組を来年3月で終了すると発表した。2006年4月の開始以来、丸17年続いた「スッキリ」もついに終了。すっかり“日テレの朝の顔”となっていた極楽とんぼの加藤浩次(53)も降板する。さる日本テレビ関係者はこう話す。

「『闇営業問題』に端を発した加藤と吉本興業とのエージェント契約の昨年3月での終了、同時期に起こったアイヌ民族への差別的表現問題などが取り沙汰されていますが、番組終了には関係ありません。打ち切りは視聴率の低迷ですよ。今年の春以降、同時間帯1位の『羽鳥慎一モーニングショー』にダブルスコア近い差をつけられており、さらに『めざまし8』に抜かれる日さえありましたから」

 しかし、番組打ち切りの話は一筋縄ではいかなかったようだ。

「加藤の降板は8月下旬には決まっており、本人には10月には通告しています。しかし、加藤との話し合いは揉めに揉め、当初は『スッキリ』は、単にリニューアルの予定でしたが、加藤に気を使う意味から『スッキリ』を打ち切り、『バゲット』も合わせた大改革に話が発展していったんです」(番組関係者)

 しかし、そうしたゴタゴタにより、共に番組MCを務める同局の森圭介アナ(43)や岩田絵里奈アナ(27)の耳に、番組終了の情報が入るのが遅れたという。

「実は岩田アナには『スッキリ』打ち切りについては、何も伝えられておらず、12月の忘年会のあとに正式に話をする段取りになっていたんです。岩田アナは、女性誌の報道で『スッキリ』打ち切りを知ることになってしまった」(前出の番組関係者)

 それで、加藤の今後以上に、目下、局内でその去就が心配されているのが、打ち切りによって、思わぬ余波を食った岩田アナなのだという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情