加藤浩次「スッキリ」終了も17年間で稼ぎは30億円以上か…吉本興業と“ケンカ別れ”の今後

公開日: 更新日:

 来年3月いっぱいで、MCを務める朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)の打ち切りが決定した、極楽とんぼの加藤浩次(53)。

 放送開始から17年の間、視聴率低迷による打ち切りがたびたび囁かれていた。「スッキリ」は6月下旬の段階で、同時間帯のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に大きく差をつけられ、3位のフジテレビ系「めざまし8」と肉薄し、定位置だった2位からの転落は時間の問題だった。

「今年6月、犬の虐待死事件について『独自 愛犬急死"押さえつけシャンプー"ペットサロン従業員らの証言』という派手なタイトルで、犬の飼い主や従業員、複数の関係者の証言をVTRにまとめて放送しました。その後、経営者らが『事実に反する報道』と主張。BPO(放送倫理・番組向上機構)の審理にかけられ、番組の存続を危ぶ声が上がってました」(番組制作会社スタッフ)

 昨年3月には、VTRでアイヌ民族に対する差別的表現をしたとしてBPOの審理にかけられ、7月には放送倫理違反を厳しく指摘されたばかり。日テレは全面的に非を認め謝罪したものの、アイヌ問題が収束しない中でのペットサロンの犬の虐待死問題が大きな打撃になっていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋