フジ新昼番組「ぽかぽか」はズッコケ発進…浮揚のカギはTBS「ラヴィット!」にあり

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 フジテレビ系の昼の帯番組「ぽかぽか」が、9日にスタートした。「笑っていいとも!」や「バイキング」を手掛けてきたフジのバラエティー制作陣が集結。メインMCはハライチの岩井勇気(36)と澤部佑(36)、フリーアナウンサーの神田愛花(42)で、「令和のいいとも!」を目指すという。

 内容は、ゲストとの生トークやグルメロケ、生放送を生かした対決バトルやFNS系列各局のローカル番組を紹介するコーナーなどバラエティー色が強く、生活に役立つ情報はかなり控えめ。月~金曜までの午前11時45分スタートの3時間生放送とあって、すべてのコーナーの持ち時間が長いのも特徴だ。

 そんな番組の初回放送で、入社1年目の新人アナウンサーの岸本理沙(23)から、4月から2時間枠に縮小するとアナウンスが。つまり、開始前から3時間の放送はわずか1クール(3カ月)と決まっており、以降は2時間番組だったのだ。この通告に対して岩井は、「早く2時間になってくれー」と本音とも受け取れる胸の内を声に出している。

 そんなズッコケ発進にさらなる不安要素も。フジの昼の顔の重責か初回放送のためか、ハライチも月曜レギュラーの伊集院光(55)も、本来の持ち味を封印。保守的なコメントに終始した。

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