故・西郷輝彦さん「偲ぶ会」 御三家の盟友2人らが発起人、人柄偲ばせるエピソード相次ぐ

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 白いピアノに青いペンライトが揺れて、「星のフラメンコ」では手拍子が湧き起こる。故・西郷輝彦さんが昨年2月に亡くなって一周忌の20日、東京プリンスホテルでの「偲ぶ会」はあたたかく、同窓会コンサートのような笑顔も見られた。

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 大きなプロビデンスホールの隣に会見場がもうけられ、ゆかりの芸能人たちが囲み取材に応じた。そこへ最初に入ってきたデヴィ夫人は「昭和のスターが一人ずつ、消えていくのはとても寂しいですね」とし、思い出を語ったあとの質疑でこう言った。

「御三家? あと2人はどなた? ふーん、存じ上げないですね」

 インドネシアに渡っていた頃などと重なり、当時の日本芸能界のブームと縁遠かったのだろう。それでも、会見場には笑顔と笑い声が広がっていく。それを見ていた、ある関係者は言う。

「輝さんは本当に気さくで明るく、皆さんを楽しませようという人でした。ですので、皆さんの笑顔を見て、喜んでいると思いますよ」

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