飯田基祐さんはドラマの名脇役 「この仕事をやっている限り、主役を演じてみたい」

公開日: 更新日:

飯田基祐さん(俳優・56歳)

 かつて「ドラマの名脇役部門」で、年間20本に出演して本数で2位になったこともある飯田基祐さん。今クールもNHK大河「どうする家康」の松平広忠役をはじめ、5本のドラマに出演し、顔を見ない日はない活躍を続けている。そんな飯田さんがこれからやりたいことは──。

 今はいろいろなお仕事をいただいて、ずっと役者の仕事を続けていますが、若い頃は何をやりたいのか、見つからない時期が長かったですね。大学は中退してしまい、バイトをしながら、将来やりたいことを模索していた時に、ちょっとしたきっかけで入ったのが俳優の研究所でした。24歳の時のことです。でも、当たり前ですけど、やってみたら演技どころか何もできない。それが悔しかった。本腰を入れて俳優をやるようになったのはそれからです。

 転機は人との出会いです。

 一人は脚本家の樫田正剛さんです。ひょんなことで知り合って、樫田先生が作った「劇団方南ぐみ」の舞台に出るようになりました。その頃はカラオケのビデオに出たりしていたのですが、先生がテレビの脚本も書くようになったので、僕もドラマに出るようになりました。

 2人目は伊東四朗さんです。樫田先生の舞台には伊東四朗さんの息子さん(孝明さん)も出てらした。その縁で伊東さんとも親しくさせていただき、伊東さんの事務所に入ることになり、伊東さんが主演する刑事ドラマなどにも出させていただくようになりました。

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