フワちゃん露出過多でソッポの視聴者も…“びっくりおもしろ枠”で起用し続けたいTV局の思惑

公開日: 更新日:

 しかし、かつて「嫌いな芸能人ランキング」で上位常連だった狩野英孝(41)や、「抱かれたくない男ランキング」殿堂入りを果たした出川哲朗(59)のように、いつの間にか好感度がアップしているタレントもいる。

「芸人は最初に披露した芸のイメージで嫌われることも多いですが、狩野さんの場合、ゲーム実況で親しみやすい人柄が認知されたことでファンが増えました。また安田大サーカスクロちゃんのようにクズさをエンタメに昇華した例もあります。フワちゃんも『怖いもの見たさ感』や『一周回って面白い』と思わせるほどの何かがあれば、視聴者ニーズが高まる可能性もあるでしょう」(同)

 先日の「スッキリ」(日本テレビ系)で起きたペンギン池落下のように、テレビ側が意図するエンタメと、視聴者が求める面白いものには、依然として溝がある。双方にとって真逆の立ち位置に置かれている象徴が、フワちゃんなのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった