井ノ原快彦がジャニー喜多川氏「性加害」報道の“救世主”に? 事務所が期待するウルトラC

公開日: 更新日:

 3月に英国の公共放送BBCで放送された番組に端を発した、ジャニー喜多川氏による「性加害」問題。5月14日にはジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長による謝罪動画が公式サイトに公開されたが、いまだ事態の収拾には至っていない。

「確かにジュリー社長が自ら表に出て、謝罪したことは評価されるべきでしょう。ですが、真相究明への第三者機関も設置せず、しかも“知らなかった”では、さすがに世間は納得しない。実際に1999年には当時、ジャニー氏の性加害について報じた週刊文春を訴えて、事務所側の敗訴が確定しているワケですからね」(ワイドショー関係者)

 そんな世間の声に便乗するように、2021年に独立するまでジャニーズの“長男”として大事にされていた近藤真彦(58)が、「隠しごとはなしにね、ウソはなしにしっかりと正面を切ってね、正々堂々と話をしてもらえればなあと。じゃないとみなさん納得しない人が多いんじゃないかなと思いますけどね」とジュリー社長の謝罪について苦言を呈した。現在の所属タレントで最年長の東山紀之(56)が「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)で、「このままジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と口にするくらい、事務所は追い込まれている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」