井ノ原快彦がジャニー喜多川氏「性加害」報道の“救世主”に? 事務所が期待するウルトラC

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 そんな崖っぷち状態の事務所を立て直す“救世主”と期待されるのが、22年に独立した滝沢秀明氏(41)の後釜としてJrを育成する子会社「ジャニーズアイランド」の社長に就任した井ノ原快彦(47)だ。

「井ノ原さんが社長に就任されたときは、ファンを含め業界関係者も“なんで彼が?”とクビをひねった。前任者の滝沢氏のように、特にJrとの関係が密であったわけじゃないですからね。ただ、今回のジャニー氏の性加害騒動で最も対極の位置にいるのが、実は井ノ原さんなんです。07年に女優の瀬戸朝香さんとグループ初でもある結婚を発表。2児の父として、ジャニーズには珍しい“良き夫、良きパパ”のイメージが世間に定着していますからね」(女性誌記者)

 井ノ原の社長就任が発表された時期は、すでにBBCの取材が大詰めだった頃。当然ながら、ジャニーズサイドも、どのような取材が行われていたか知っていただろう。

「事務所には東山さんをはじめ、木村拓哉さんやKinKi Kids、嵐などのビッグネームがズラリと並びます。ですが、このような騒動があった後にJrとして子供を事務所に預ける親御さんにしたら、井ノ原氏ほど適任はいないでしょうね。今後、ジャニーズ事務所は彼を前面に押し出して、イメージ回復を図ることになるでしょう。騒動の行方次第では、ジャニーズ本体の社長に就任なんていうウルトラCもなくはないでしょうね」(芸能プロ関係者)

 イメージは地に落ちたジャニーズ事務所。井ノ原に託された使命は、想像以上に大きいようだ--。

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