ジャニーズ「タレントキャスター戦略」の蹉跌…櫻井翔、東山紀之は完全なる被害者

公開日: 更新日:

「慶大卒の櫻井をはじめ、最近は大卒アイドルが増えているとはいえ、社会問題や政治問題に関心があるとは思えないタレントが次々に送り込まれた。テレビ局も視聴率欲しさと、売れっ子のジャニーズタレントを他の番組に起用したいがために安易にアイドルキャスターを生み出してきた」(制作会社スタッフ)

■タレント起用で情報・報道番組の質が低下

 東山の「サンデーLIVE!!」、櫻井の「news zero」だけでなく、中丸雄一(39)の「シューイチ」(日テレ系)、国分太一(48)の「ビビット」(TBS系)、城島茂(52)の「週刊ニュースリーダー」(テレ朝)、井ノ原快彦(47)の「あさイチ」(NHK)、丸山隆平(39)の「サタデープラス」(TBS系)、小山慶一郎(39)の「news every」(日テレ系)、山口達也(51)の「ZIP」(日テレ系)、伊野尾慧(32)の「めざましテレビ」(フジテレビ系)など、過去から現在に至るまでジャニーズ勢が情報・報道番組を席捲してきた。

「彼らは現場に取材に行くこともほとんどなく、社会問題や政治問題に対応しきれていない。昨今は情報・報道番組の質は落ちたと言われながらも、各局はジャニーズとの関係を忖度して使い続けてきたんです」(前出の芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  2. 2

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪

  1. 6

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  2. 7

    悠仁さま「9.6成年式」…第1子出産の眞子さん、小室圭さんの里帰りだけでない“秋篠宮家の憂鬱”

  3. 8

    参政党議員「初登院」に漂った異様な雰囲気…さや氏「核武装」に対しゼロ回答で現場は大混乱

  4. 9

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 10

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー