嵐はジュリー社長の“オキニ”、櫻井翔は秘蔵っ子的存在…「性加害問題」遅すぎた釈明の深層

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(故人)による少年への性加害について、このほど日本テレビ系「news zero」でコメントした「嵐」の櫻井翔(41)。この問題を番組が報じる際は有働由美子キャスターが代わりにコメントしてきたことから、櫻井には非難の声が多く寄せられた。今回、ようやくコメントした櫻井は「責任が問われている事務所に所属していること、被害者に見られうる立場でもあり、コメントすることは難しいと考えていました」と釈明。そしてこう続けた。

「ジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのか調査してほしい。あらゆる性加害は絶対に許してはならない」

 目を潤ませ、声を詰まらせる場面もあったが、業界関係者の見方はこうだ。

「許してはならないとしつつも、ジュリー社長の動画コメントや、ジャニーズ事務所の再発防止策をなぞっただけに聞こえた」とは、ある放送作家。ジャニーズは第三者委員会を設置して調査し公表すべしとの声にも応じず、心のケアにあたる相談窓口などとして、お茶を濁そうとしている。未成年の少年を中心に被害者は3ケタにのぼるとの関係者による告発が続く中、肝心の調査も、WBCヘッドコーチら3人を社外取締役に招いたという程度。そうした批判について櫻井キャスターは完全スルーであった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手