卒業ラッシュのAKB48はこのまま消滅なのか? 復活のカギは「劇場」と「原点回帰」

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 AKB48の「チーム4」の岡田梨奈(24)が23日、AKB48劇場(東京・秋葉原)で行われた公演で、グループからの卒業を発表。5年半の活動を終了するという。前日の22日には「チームK」の山邊歩夢(21)が卒業を発表していた。

 今年に入ってからの卒業発表は28人目となり、“卒業ラッシュ”が続いているという。アイドル雑誌関係者はこう話す。

「といっても、よほどのファンでもない限り、一般の人は、岡田や山邊のことも知らないでしょう。現在、姉妹グループのSTUやNMBがローカルアイドルとして活躍し、全国ツアーを行っているのに比べ、AKB48はツアーさえできなくなっている。2005年のグループ結成から18年。全盛期は遠い昔となり、28人が卒業といっても、今、何人残っているかさえ分からないでしょう?」

 公式サイトには、現在も72人のメンバーのプロフィルが掲載されているが、このまま卒業ラッシュが続けば、さすがに維持していくことは難しいのではないか。

「小栗有以や本田仁美あたりのテレビで活躍する一部のメンバー以外は残っていても厳しい人は正直、多いでしょうね。すでに“坂道系”に完敗し、さらに、それにライバルグループが生まれる時代ですから」(前出の関係者)

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