著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

被災地支援の東山紀之を見て「タレント業復活」がハッキリ見えてきた

公開日: 更新日:

 能登半島地震の避難所に、旧ジャニーズ事務所の被害者補償会社「SMILE-UP.」の東山紀之社長(57)、新マネジメント会社「STARTO ENTERTAINMENT」の井ノ原快彦COO(47)、さらにTOKIO城島茂(53)らがかけつけ、炊き出しを行ったことが報じられた。

 SNSなどでは、補償問題に専念すべき東山が現地に行くのは「いかがなものか」という意見も多くあった。

 だが、昔から東山をはじめ仲間のタレントたちは、大震災の際には寄付や物資支援などのボランティア活動を行ってきたし、今回、東山があえて参加しているということは、補償問題が順調に進んでいるということでもあると思う。

 もっとも、補償の事務的な作業の場面で、社長である東山が被害者一人一人と交渉するわけではなく、合意に至る大事な局面で被害者と顔合わせする程度だと思われる。SMILE社による1月末の発表では、補償窓口への申告者は900人以上、うち200人ほどと補償内容で合意しているそうだ。男闘呼組の結成メンバーで被害を訴えていた土田一徳さんも、自身のXで合意と補償契約を締結したことを報告している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”