著者のコラム一覧
前田吟俳優

1944年、山口県生まれ。俳優座養成所を卒業。ドラマ「若者たち」、映画「ドレイ工場」「孤島の太陽」などに出演し、「男はつらいよ」シリーズに69年の第1作から最終、2019年の第50作まで全作品に出演。「渡る世間は鬼ばかり」ほかドラマ、映画、舞台からバラエティー番組の司会まで幅広く活躍。

(32)多くのマドンナの中でも、吉永小百合は大学生が遊んでいるみたいに気さくだった

公開日: 更新日:
吉永小百合(C)日刊ゲンダイ

 ──9作「柴又旅情」のマドンナは吉永小百合。すでにサユリストに絶大な人気を誇る清純派の大スターだった。吉永は13作「寅次郎恋やつれ」でも9作に続く設定で2度目のマドンナを演じた。

 この頃から「男はつらいよ」は、マドンナ人気が沸騰するわけです。ただし、あくまでも寅さんと母… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,400文字/全文1,541文字)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった