れいわ山本太郎代表入院で《毒盛られたか》と陰謀論…どんな人が言っていた? 識者が解説

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「『毒を盛られた』という発想は、ロシアなど諸外国で起きている言論封殺をヒントに思いついたかと思います。一方、これとは関係なく、そもそも日本では昔から選挙になると『怪文書が撒かれる』といったことが起きていました。なので、今回発生した山本代表についての陰謀論は『発想は外国風である一方、Xで行うという実行方法は実に日本的』と言えるのではないでしょうか」

 陰謀論はこれまでも、世間の一部でまことしやかに語られてきた。政治関連では「選挙の票が書き換えられている」といったものが“定番”だし、近年では「新型コロナのワクチンにはマイクロチップが入っている」といった、これまた荒唐無稽な内容のものが社会に流布していた。

 事実、ワクチン関連の陰謀論では今回の衆議院選挙を絡めて「マイクロチップが5G電波を受信し、特定の政党への投票へと誘導される」といった「最新版」が誕生しているほどだが、井上氏は今回の山本代表について陰謀論が発生した背景について分析する。

「山本代表は国政政党では最もリベラルと言ってい良い、れいわ新選組の代表です。陰謀論者の政治思想はQアノンを見て分かる通り極右であることが多いので、そもそも陰謀論者から見て格好の的なのです。その山本代表について理由が分からない異変が起きたとしたら……『毒を盛られた』といった陰謀論が巻き起こって当然とも言えるのです」

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