「南の島」「座らない」「催眠術」 高倉健さん没後10年…数々の“不器用伝説”の真相に迫る

公開日: 更新日:

■愛飲コーヒーがまずい?

「高倉健の愛飲したコーヒーは、さほどうまくない」という伝説もある。数々の映画で高倉と組んだプロデューサーの日下部五朗は著書「健さんと文太」の中で、高倉健は京都で撮影すると「イノダコーヒ」に通っていて、日下部はそのコーヒーが好みではないと書いている。一滴も酒を飲まず、日にコーヒーを何杯も飲んだ高倉健。私も一度だけ、高倉が撮影の時に持ってきているマイコーヒーを飲ませてもらったことがある。これが結構酸味のあるコーヒーで、本当のコーヒー好きは酸味、苦み、コクのバランスを楽しむそうだが、私も酸味が立ったコーヒーは苦手だった。ただこれはうまいまずいではなく、好みの問題だけに、高倉健の好みの味を知りたい方は、とりあえず「イノダコーヒ」を飲んでみてはどうだろう。いずれもとても人間くさく、独自の考えとライフスタイルを持っていた高倉健だからこそ生まれた、愛すべき伝説なのだ。

(映画ライター・金澤誠)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定