問われる「新語・流行語大賞」の存在意義 省略語『ふてほど』受賞は「説得力に欠ける」と識者が指摘

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 同作の脚本の宮藤官九郎(54)作品からは13年の「じぇじぇじぇ」以来11年ぶり。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏は「小粒感が否めない」としてこう続ける。

「クドカン作品の『じぇじぇじぇ』に比べると弱く、全体を通した流行が生まれにくい時代になってきている。また、阿部サダヲさんのコメントのように、省略語としてはやったかというとそこも説得力に欠けていました。それよりも、リリース早々にTikTokでアメリカの若者たちが動画をあげてバズり、日本の若者が追随したという『Bling-Bang-Bang-Born』や、セリフだけがTikTok動画で切り取られて拡散した『もうええでしょう』のほうが新語・流行語らしいのでは。大学で『地面師たち』の作品自体を知らず、SNSで大量に流れてくる『もうええでしょう』の元ネタについて聞いてくる学生もいました。実はSNSきっかけのほうが言葉が“独り歩き”していて流行語らしい。選考のあり方も変わりつつあるのかもしれません」

 リアルな流行語はSNSから──。


  ◇  ◇  ◇

 4年前の流行語大賞でトップテン入りしたフワちゃんは、今、何をしているのか? 関連記事【もっと読む】フワちゃんは許された? 結婚式出席に《元気そうで》と冷静な声相次ぐ一方、オワコンの懸念も…では、やす子への暴言騒動以降のフワちゃんの動向について伝えている。

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