“悪女”瀧本美織は韓国ドラマファンを取り込めるか?「財閥復讐」のドロドロ展開は実は日本の“お家芸”

公開日: 更新日:

 今週からぼちぼちと冬の連ドラがスタート。俳優の渡邊圭祐(31)と瀧本美織(33)がダブル主演の「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」(テレビ東京=月曜夜11時6分)も、6日に第1話が放送された。

「“財閥”と“復讐”と言えば、韓国ドラマの2大キーワードです。それをくっつけてタイトルにしていることから、韓国ドラマファンをターゲットにしていることは確実。サブタイトルの『兄嫁になった元嫁へ』も常識的に考えればなかなかエグい設定ですし、韓国ドラマあるあるの憎悪と波乱に満ちた内容になるのかなと」(エンタメ誌編集者)

 日本有数の財閥・伊勢家に生まれながら、親族から迫害を受け、さらには「運命の女性」だと感じて結婚した妻・絵理香(瀧本)からも裏切られた由貴也(渡邊)。いわゆる“サレ夫”の由貴也が人生を賭けて伊勢家と絵理香に復讐を誓うサスペンスである。テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同制作した完全オリジナル漫画が原作だ。

「第1話はテンポもゆっくりでしたが、ラスト1分で今後さぞかしドロドロした展開になるだろうことが想像できました。初回は終始抑えた演技を見せた渡邊さん演じる由貴也が、これからどんな鬼気迫る表情を見せるのか。初回を見る限り、敵の数が多く、力も大きすぎるので《ホントに倒せる?》という感想は持ちました。だって、瀧本さんがとにかく強敵そう」と笑うのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし