デヴィ夫人も参院選出馬表明! 陣営指揮する“選挙の神様”「個人で100万票以上は取れるのでは」の仰天と根拠

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「人生の集大成として、政界に一石を投じようと立ち上がりました」──。タレントのデヴィ夫人(85)が12日、犬と猫の愛護活動に特化した政治団体「12(ワンニャン)平和党」の結党を発表。自身が代表を務め、今夏の参院選への出馬を表明した。当選すれば麻生元首相を抜いて現役最年長の国会議員に躍り出るが、政界へ殴りこむ気力は十分。参院選は「デヴィ参戦」で、いよいよ混沌としそうだ。

 ワンニャン平和党の理念は、ズバリ「犬猫と人類の共生」。さらに「犬猫に対する道徳観を民主的な先進国と共有し、日本の国際的イメージを高める」目的もあるという。

 会見でデヴィ夫人は、東京や大阪など日本国内でも犬肉を提供するレストランが約50軒あると指摘。「犬を食べているという現実を日本人はまだまだ知らない」と訴え、一丁目一番地の政策に「犬猫食禁止法の成立」を掲げた。

 問題は参院選で議席を得られるのかどうか。陣頭指揮を執る選挙対策委員長には、都知事選の「石丸旋風」の立役者で“選挙の神様”こと藤川晋之助氏が就任。会見に同席した藤川氏は、「日本で“ワン”イシューの政党をつくれば相当手応えがある」「参院選に向けて大きな台風にもなるのではないか」と力説し、こう続けた。

「選挙のプロとしての直感。最低でも2議席から3議席は取ってみせます。できれば5議席。そうすれば政治の中でキャスチングボートを握れる時代が来ます」

 最大30人程度の擁立を模索するが、今のところ立候補予定者はデヴィ夫人と「まだ名前を出せない2人」(藤川氏)の少なくとも3人。これから公募で候補者を募集し、最低10人の擁立を目指すという。

 デヴィ夫人は比例代表で出馬予定だが、現在はインドネシア国籍。出馬条件を満たすため、日本国籍の取得を申請中だ。デヴィ夫人と一緒に共同代表を務める世界愛犬連盟の創設者・堀池宏氏は「出馬するつもりはありません」と明言した。

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