著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

「おむすび」佐野勇斗の“番組ウラ被り”で橋本環奈の苦境ぶり露呈…「パワハラ報道」のダメージ色濃く

公開日: 更新日:

 NHKが異例ともいえる形で、朝の連続テレビ小説「おむすび」のヒロイン・橋本環奈(26)のクランクアップをアナウンスした。放送開始直後に週刊文春が報じたパワハラ疑惑の影響もあったのか、急降下で視聴者が離脱。「おむすび」はこのままだと朝ドラ史上最低視聴率を記録しそうだ。

 冒頭の“異例ともいえる形”と筆者が指摘したのはこういう理由だ。

「通常、朝ドラヒロインのクランクアップ・セレモニーは、最後の収録を終えたヒロインが衣装もメークもそのままに、たくさんのスタッフや共演者の拍手に包まれて花束を手に涙するものなんです。ところが橋本さんはクランクアップ当日ではなく、2日後に、この撮影だけのために花束を抱えた写真を撮っているんです。また、通常ならNHKの定時ニュースでヒロインの労をねぎらった撮了報道をするものですが、これも一切なし。視聴率かパワハラ疑惑か理由がはっきりしませんが、スタッフから歓迎されていなかった現場の空気感がひしひしと伝わってきました」(芸能記者)

 準備期間を入れれば半年以上にわたって“同じ釜の飯”を食べてきたスタッフたち。それなのに、朝ドラ特有の大きな仕事を頑張って成し遂げたという達成感のような感情が、この別撮りされた撮了写真からはさっぱり伝わってこなかった。

「おむすび」を取り巻く異常事態は、14日にも起きた。同日、完全に裏かぶりとなるTBS系のバラエティー番組「ラヴィット!」に、朝ドラで橋本の夫役を演じる佐野勇斗(26)が生出演したのだ。

 番組冒頭からSnow Man目黒蓮(28)とともに登場した佐野の姿に、芸能記者歴30余年の筆者も目を疑った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波