フジテレビが「検証番組」制作…“茶番”ならさらに泥沼にハマる可能性も

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 元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発した問題で激震が続くフジテレビ。現在、第三者委員会による調査が行われているが、結果公表が予定されている3月末に自局制作の「検証番組」も放送されると「女性自身」が報じて話題になっている。

 しかし、これに対するSNS上の反応は、今までのフジの杜撰な対応が影響してか、決して好意的なものではない。

《第三者委員会に調査されてるフジテレビに、報道番組を放送する資格有るの?》

《まともな検証番組を制作する能力がこの会社にあるとは思えない》

《イヤな予感しか…中居さんに全てを負わせようとしている!?と疑っている…》

 他局のキー局編成関係者はこう話す。

「フジは問題が発覚して以降、中居さんの声明、最初のクローズドの会見、そして異例の10時間会見と、やることなすことすべて裏目に出ている状態です。フジでは今、そんな会社の対応に呆れた“デキる人”から退職を考えている状態だと思います。会社自体は資産があるのですぐにどうこうということはないとはいえ、給料は確実に下がっていくでしょうから。第三者委の結果発表とその後の対応で、スポンサーが戻ってくるとしても、早くてもゴールデンウイーク明けの5月や6月のはずです」

「検証番組」といえば、一昨年、旧ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を検証した番組を、民放各局が横並びで放送したことがあった。フジテレビも「週刊フジテレビ批評 特別版~旧ジャニーズ事務所の性加害問題と“メディアの沈黙”」を放送したが、当時も、台本を読んでいるだけの通り一遍の内容で、「これくらいやっておけばいいだろう」という“茶番”だとの批判が相次いだ。

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