フジテレビが「検証番組」制作…“茶番”ならさらに泥沼にハマる可能性も

公開日: 更新日:

“日枝天皇”に切り込めるのか

 フジは現在、ニュース番組「Live News イット!」でも、自局の問題を検証する「シリーズ・フジテレビの反省」をスタートさせているが、元BPO委員で放送ジャーナリストの小田桐誠氏は今回の「検証番組」についてこう話す。

「自局のCMの撤退社数を報じたり、10時間に及ぶ会見をやったり、局として危機感を持っていることは感じられます。しかし、こうした番組をやるからには、通り一遍の検証でお茶を濁そうとすれば、逆効果になることは目に見えている。“どうせ大したことないんだろう”という世間の大方の見方を、どこまでいい意味で裏切ることができるかだと思います」

 小田桐氏は、「番組審議会でもフジに対して厳しい意見が多数出た中、この難局を切り抜けられるか、世間の厳しい目にさらされている」と言う。そうした意味では「検証番組」は“諸刃の剣”とも言えそうだ。

「そのためには、今回の中居問題だけなく、その背景にある企業風土や日枝相談役の“独裁体制”の問題点にどこまで深く切り込めるのか。現場のテレビマンたちの力量が問われています。フジテレビが抱える問題をどれだけ具体的に徹底的に洗い出して検証できるか、きちんとやれば評価されるし、中途半端ではさらなる批判を受け、さらに泥沼にハマるでしょう」

 コンプライアンス崩壊、ガバナンス機能不全に陥っているフジテレビに果たして自浄能力は残っているか――。

  ◇  ◇  ◇

 セクハラが横行するフジテレビの内情や日枝独裁体制については【関連記事】に詳しい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    戸田恵梨香「地獄に堕ちるわよ」のヒットで世界進出へ…クリント・イーストウッド目指し「生涯現役宣言」

  4. 9

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 10

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  2. 2

    戸田恵梨香「地獄に堕ちるわよ」のヒットで世界進出へ…クリント・イーストウッド目指し「生涯現役宣言」

  3. 3

    とうとう下落に転じた高市内閣支持率…若者と女性の支持が「急落」した裏側

  4. 4

    ドジャースに「サイン盗み疑惑」再燃! 大谷翔平がまたも報復死球のターゲットに

  5. 5

    巨人阿部監督逮捕・辞任で父親世代に衝撃…他人事ではないDV逮捕と、AIが“相談相手”で問われる父親の存在意義

  1. 6

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  2. 7

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 8

    巨人・阿部監督は解任不可避…長女への暴行で現行犯逮捕、“パワハラ気質”が最悪の形で露呈

  4. 9

    萩本欽一(13)母のおかずはみんなが残した魚の骨「真っ白になるまでしゃぶっていた」

  5. 10

    出口夏希の初醜聞にファン失望…“不祥事男”伊藤健太郎との「お泊り愛」報道で巨額違約金の可能性も