フジテレビが「検証番組」制作…“茶番”ならさらに泥沼にハマる可能性も

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“日枝天皇”に切り込めるのか

 フジは現在、ニュース番組「Live News イット!」でも、自局の問題を検証する「シリーズ・フジテレビの反省」をスタートさせているが、元BPO委員で放送ジャーナリストの小田桐誠氏は今回の「検証番組」についてこう話す。

「自局のCMの撤退社数を報じたり、10時間に及ぶ会見をやったり、局として危機感を持っていることは感じられます。しかし、こうした番組をやるからには、通り一遍の検証でお茶を濁そうとすれば、逆効果になることは目に見えている。“どうせ大したことないんだろう”という世間の大方の見方を、どこまでいい意味で裏切ることができるかだと思います」

 小田桐氏は、「番組審議会でもフジに対して厳しい意見が多数出た中、この難局を切り抜けられるか、世間の厳しい目にさらされている」と言う。そうした意味では「検証番組」は“諸刃の剣”とも言えそうだ。

「そのためには、今回の中居問題だけなく、その背景にある企業風土や日枝相談役の“独裁体制”の問題点にどこまで深く切り込めるのか。現場のテレビマンたちの力量が問われています。フジテレビが抱える問題をどれだけ具体的に徹底的に洗い出して検証できるか、きちんとやれば評価されるし、中途半端ではさらなる批判を受け、さらに泥沼にハマるでしょう」

 コンプライアンス崩壊、ガバナンス機能不全に陥っているフジテレビに果たして自浄能力は残っているか――。

  ◇  ◇  ◇

 セクハラが横行するフジテレビの内情や日枝独裁体制については【関連記事】に詳しい。

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