フジテレビが「誹謗中傷対策チーム」立ち上げ“批判封じ”? 社内調査では「性的関係、交際迫る」が16%

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 元SMAP中居正広氏(52)の女性トラブルで信頼が揺らいだフジテレビ。現在は3月末をめどに提出される第三者委員会からの報告書を待つ段階だが、少しでも局のイメージを回復するべく対策を練っている。

 フジテレビは元編成幹部のA氏の関与を繰り返し否定したが、そのA氏が不倫関係にあった女性と重大なトラブルを抱えている疑惑を、1月30日配信の「FRIDAYデジタル」が報道。また、中居氏による被害女性とは別の「フジ女性アナ」が、フジ幹部の誘導でホテル飲み会に参加させられたことを週刊文春で明かしている。企業風土に何らかの問題があったことをうかがわせる内容ばかりだ。

 1月27日の会見では、「一連の報道で、性的接触が常態化(していると)の証言もあるが、事実でしょうか?」と質問が飛び、フジテレビの港浩一前社長が「私はなかったと信じたいと思いますが、それも含めて調査委員会にゆだねたい」と答える場面もあった。

 日刊ゲンダイの調べでは、会見後に同社報道局の「セクハラ・パワハラ・モラハラ」調査をしたところ、「身体的接触がある」と答えた社員が18%(全社調査では8%、以下同)いたことが判明。「性的会話がある」は28%(19%)、「優越的地位を利用して性的な関係や交際を迫る」は16%(7%)だった。常態化しているとまでは言えないまでも、性的接触が社内に存在することは間違いなさそうだ。

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