著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

内田裕也・樹木希林「ハードロック・カップル」(1)希林にとって裕也は、余人に替え難い価値があった

公開日: 更新日:
内田裕也(左)と樹木希林(C)日刊ゲンダイ

 内田裕也(本名・内田雄也)と悠木千帆(一九七七年四月から樹木希林、本名・内田啓子、旧姓・中谷)が結婚したのは七三年のことである。千帆は七六年に長女・也哉子を出産。その直前から裕也とは別居生活が続いていた。

 七七年八月、エルビス・プレスリーが四十二歳で死去したとき、改名後の樹木希林はエッセーで「(プレスリーは)何とも、ポッキリ折れちゃった感じ」と記し、さらに男たちを鼓舞した。

「男ってのは、その姿・形からしても絶対に頑張らなきゃいけないんです。 

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