『ダウンタウンDX』最終回に松本人志&浜田雅功の"姿ナシ"…ケンカ別れの裏の『ミヤネ屋』問題と"会長案件"
32年続いた「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、読売テレビ制作)が、6月26日に最終回を迎えた。だが、そのスタジオには冠番組であるにも関わらず、お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(61)と浜田雅功(62)の姿はなかった。
「松本さんは昨年1月に女性トラブルでの裁判に注力するため、芸能活動を休止。その後、訴訟は取り下げましたが、いまだにどのテレビ番組にも戻っていません。一方、相方の浜田さんは、今年3月に体調不良のため、すべての番組を休みました。5月には活動再開していたのですが、このDXだけには出演していませんでした」
最終回を観た視聴者からは、《こんな終わり方ならやる必要はなかった》《せめて浜田のコメントくらいはあると思ったが……》など、落胆や戸惑いの声が多く上がっている。
確かに30年以上も続く名物番組の最後としては、あまりにそっけない終わり方に驚いた視聴者は多かったようだ。読売テレビ社屋の玄関前には、番組キャラクターである“トスポ”が置かれるなど、まさに局の看板番組だったことは間違いない。
それなのになぜ、こんな終わり方だったのか。それには、ダウンタウン側と読売テレビ側の“思惑”が複雑に交差しているようだ。
あるお笑い関係者は、「番組というより、読売テレビに松本さんが拒否感を持ったからですよ」とこう明かす。
「松本さんが起こした女性問題を、同局が制作する『ミヤネ屋』は当時、“忖度なく”放送し続けた。松本さんの弁護士からは《不適切な偏向報道及び事実に反する内容の報道》と抗議文を発表し、松本さんもその文章をXでリポスト。さらにBPOに訴えることもちらつかせた。松本さんとしては“30年以上もレギュラー出演してたのに、遠慮もないんかい”という思いだったのでしょう。ですが、読テレ側としては、番組の打ち切りまで左右しかねない“BPO行き”を持ち出されては、さすがにケンカを売られたととしか思わなかったでしょうね」