やす子“やらせ匂わせポスト”削除でテラハ事件再発の懸念も…フジ「ドッキリGP」制作手法に問題は?

公開日: 更新日:

「『ここまでが番組上の演出でした』と出演者が明言できないために放送上のすべての振る舞いが自らの行いとして批判の対象になってしまう構図の危うさは、以前から指摘されていました。木村花さんの母である響子さんは、『すごく悪意のある編集をされることがある』『あの人たち(番組制作陣)は、出演者のことを人間だと思ってない』と、テラスハウス放送中に花さんが涙ながらにこぼしたことがあると語っています。響子さんは出演者に全て責任を押し付けるフジテレビの姿勢を問題視していますが、今回のやす子さんの一件もあの時と構図が変わっていないと見て良いでしょう」(テレビ関係者)

 やす子には批判の声が上がる一方で、同情的なリアクションも散見されている。このような番組作りは、視聴者にとっても、タレントにとっても無益で、不健全といえるだろう。

  ◇  ◇  ◇

 テラハ事件はいかにして起きてしまったのか――。関連記事「テラハ問題で木村花さん母が告発 フジ“ヤラセ教唆”の罪深さ」などもあわせて読みたい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗