佐藤健は「グラスハート」で主演・企画 俳優プロデュース×配信メディアの強力タッグで“次世代の真田広之”が続々誕生

公開日: 更新日:

 佐藤健が主演・企画・共同エグゼクティブプロデューサーを務め、ロックバンド「テンブランク」のメンバーの人間模様を描く、若木未生の青春音楽小説を実写ドラマ化した「グラスハート」が、先月31日からNetflixで配信中だ。この作品で佐藤健は、企画の立ち上げに始まり映像化権の取得や脚本作り、志尊淳や町田啓太、菅田将暉といった主要キャストへの出演交渉、RADWIMPSの野田洋次郎やONE OK ROCKのTakaへの楽曲依頼、映像の編集に至るまで、クリエーティブな作業の全般に携わっている。

 佐藤と同じく、近年、作り手として作品に関わる俳優が増えてきている。

 昨年、賀来賢人が「忍びの家」で主演と原案、今年11月から配信予定の明治時代を背景にした、292人の志士たちが命がけのバトルロワイヤルを繰り広げる時代劇アクション「イクサガミ」に主演する岡田准一も、共同プロデューサーとアクションプランナーを兼任。Amazonスタジオが製作、2023年に劇場版第1作と連続ドラマのシーズン1が配信された「沈黙の艦隊」シリーズでは主演の大沢たかおが共同プロデューサーで、9月26日からは劇場映画第2弾「沈黙の艦隊 北極海大海戦」が公開予定だ。

 いずれも「主演俳優×配信メディア」。映画会社は「イクサガミ」のような時代劇に多額の予算をかけるのには二の足を踏むだろうし、原子力潜水艦を巡る各国の攻防を描いた「沈黙の艦隊」は、政治的にデリケートなにおいをかぎ取る製作者もいるだろう。また「グラスハート」では、韓国ドラマに刺激を受けた佐藤健が、日本から海外に発信するアジアスターをつくろうと思い立ったのが、企画の発端の一つだった。彼らは国の垣根を越えて発信できる配信メディアを使って、自分たちが作りたいものをかなえようとしたのである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  4. 4

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 5

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  1. 6

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 7

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  3. 8

    【5.独走態勢】「ミッドナイトフライト」「夜間飛行」が候補だったが、明菜が「北ウイング」を提案した

  4. 9

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  5. 10

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ