著者のコラム一覧
スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。昭和歌謡から最新ヒット曲まで幅広いジャンルの楽曲を、社会的な視点からも読み解く。主な著者に「中森明菜の音楽1982-1991」「大人のブルーハーツ」「日本ポップス史 1966-2023」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」、最新刊「日本の新しい音楽1975~」は大好評。ラジオDJとしても活躍。

売り上げ的に面目を保った「シン・拓郎」の記念すべき1枚

公開日: 更新日:

吉田拓郎「となりの町のお嬢さん」(1975年9月25日発売)①

吉田拓郎「となりの町のお嬢さん」

「約30万枚も売れたのか」「最高4位まで行ったのか」──正直にいえば、そういう感想を持つ。

 つまり当時小3だった私には、よく聴こえてこなかった曲なのだ。それでもこれだけ売れたというのは、東大阪の小3とは異なるコミュニティーに迎え入れられたシングルということになる。

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