「サン!シャイン」打ち切りはフジの英断か迷走か…ワイドショーのオワコン化ますます加速の恐れ

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 フジテレビ系の朝のワイドショー「サン!シャイン」が来年3月末で打ち切りになることが明らかになったのは今月3日のこと。フジテレビの性加害騒動から早々にテコ入れした平日の帯番組だったが、1年で打ち切りを決断したのは業界内でも驚きだった。

 その昔、ワイドショー帯は小倉智昭(享年77)の「とくダネ!」で一強を誇っていたフジテレビだが、今は高齢者に振り切ったテレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」とNHKの「あさイチ」がツートップ。若年層はそもそもテレビを見る習慣がなく、ニュースと関係ないTBS系の「ラヴィット!」に流れ、「サン!シャイン」はあえてNHKの連ドラ終わりの8時14分スタートにしたものの苦戦を強いられていた。

 出演者もMCに「めざまし8」から続く谷原章介(53)でクリーンさを出すつもりが、中居正広(53)の性加害問題に被害者の上長として関わっていた佐々木恭子アナ(52)が出演していることが足を引っ張っているという見方もあった。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

「VTRの演出やスタジオの演出がフジ全盛期っぽく、古い印象がありました。これはいまだに全盛期の制作陣が現場で仕切っているともいえます。また主婦層からの信頼が厚い谷原さん、高齢者に知名度の高い武田鉄矢さん、若者に支持されるカズレーザーさんと出演者がバラバラで、ターゲットが定まっていない。視聴者に習慣化してもらうためにも看板はそのまま、内容のテコ入れをするほうが得策でしょう。また新たな番組を立ち上げても、ますます視聴者を獲得するのは難しくなるだけです」

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