ローリーは魚雷バットで本塁打王を取ったプラチナグラブ授賞捕手
カル・ローリー(マリナーズ/捕手/29歳)
昨シーズン60本塁打を放ってメジャーを代表するホームランバッターと見なされるようになった強打の捕手。
60本塁打は薬物の力を借りずに打ち立てたシーズン本塁打記録ではジャッジの62本と、マリスの61本に次ぐ偉大な記録であるため、例年ならすんなり満票でMVPに選出されたと思われるが、昨年はジャッジも好調でMVP投票は両者の一騎打ちに。1位票を17票獲得したジャッジが、13票のローリーを上回ったのは貢献ポイントの差だろう。
ローリーは2022年から3年連続で30本塁打前後を打った実績があるが、昨年は序盤から異次元のペースで一発を量産した。これは魚雷型のトルピードバットを使い始めたことが大きい。とくに右打席ではバットの抜けがよくなり、8.41打数に1本という驚異的なペースで本塁打を放った。
現監督のダン・ウィルソンがマイナーで捕手インストラクターをしていたころ、マンツーマンで指導を受けて一流の捕手になるイロハを学んだ。2人は太い絆で結ばれており、24年8月下旬にウィルソンが監督に就任した後、マリナーズと6年総額約160億7000万円の長期契約を交わし、師匠を支え続けていく姿勢を鮮明にした。


















