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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

田中邦衛さんら芸能人が病気を隠したがる納得の理由

公開日: 更新日:

■徳永英明も…

 歌手の徳永英明(65=同右)が、当時あまり知られていなかった「もやもや病」(2001年発症)でコンサートツアーをキャンセルしたことがあった。その直後、「子供の運動会に姿を見せる」という情報を得て、学校で待ち構えていると本人がやってきた。彼は子供を学校の中に入れてから、こう相談してきた。

「ツアーの保険に入っているが、まだ損害の補償が決定していない。そんな時に元気な様子を伝えられても困る」

 補償金が入らなければツアーの制作側や演奏者などにお金が出せない……。スクープだったが、もちろん報道はあきらめた。後に徳永本人とテレビ局内で出くわし、感謝されたことを思い出す。

 芸能人は代わりになる人間がいない。仕事の継続性を考えると、割と重い病気ほど伏せておく必要があるようだ。例えば役者の場合は、ワンクールだと3カ月以上、撮影が続く。制作側は何かあったら大きな損害が出るので、最初から病気持ちを避け他の役者にしておこうと判断する可能性が高い。歌手だって同じ。芸能人が病気を内緒にしたくなるのは当然だ。

 公表することで同じ病に悩んでいる人を勇気づけたり、治療研究が進むことを期待できたりするかもしれないが、命にかかわるような病気は、プライバシーの観点からも別の問題だろう。

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