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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

田中邦衛さんら芸能人が病気を隠したがる納得の理由

公開日: 更新日:

 先日の連休の最終日に知り合いと電話で話していたら、「土曜日にインフルエンザとわかったけど、今日は熱も下がったし明日から普通に会社に行く」と言い出した。

 僕が怒って「まだウイルスをばらまいているんだから休むべき。常識だろ」と言うと、「会社や同僚に弱みを見せたくない」とぶつぶつ。なんとか説得して会社に欠勤の報告をさせたが、僕と同じ「昭和」の古い世代の発想だと苦笑いだ。

 芸能界でも自分が病気にかかったことを公表したくないというタレントは多くいる。今はSNSで病気を知らせるケースも増えているが、基本的には仕事に影響するというので内密にすることが多い。

 僕が経験したケースでは、故・田中邦衛さん(写真左)がいた。胃の手術をして退院するという極秘情報を得て、田中さんの自宅のインターホンで留守番の人に取材を申し込んだのだが、いつまで経っても帰宅しない。

 夜になってテレビ局に田中さんの事務所から連絡が入り、「製薬会社、それも胃腸薬のCMに出演中なのでマズいです。なんとか勘弁して」と言ってきたそうで、プロデューサーから「(田中さんが)大変なことになるから黙って帰社して忘れろ」と指示が出た。僕も「そりゃ、そうだ」と思ったものだ。

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