ミスチル、銀杏BOYZ、T-BOLANの直前ライブ中止〈はやく判断できないのか〉アーティストの決断が遅れる背景とジレンマ

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 もちろん、体調不良自体が問題なのではない。ファンにしても、大事を取って休んでもらった方がいいのは当然だろう。そのため、アーティストの体調を心配する声も多いが、一方で急性の病でない限り、風邪や喉の不調なら、《早く決断してほしかった》《仕方ないって分かるけど、遠征組のショックは大きい》《さすがに当日決定はリミット過ぎてる》と考える人も少なくない。

 アーティスト側はギリギリまで、ステージに立ちたいという気持ちがあるようだが、主催者側の都合もあるという。

「会場側の都合としても、キャンセルとなれば数千万円から数億円規模の損失が発生します。業者向けの興行中止による保険もありますが、その基準を満たすための証明などを揃える必要がある。手続きもあってライブをやめる判断が後ろ倒しになるケースはあります。今回、ミスチルの中断ライブの参加者は桜井さんが、本調子でない中で続けようとする姿勢に感動したという声もありました。しかし、過去には喉や耳の調子が悪い中で敢行して《音が聞き取れなくてひどかった。払い戻しもない》と批判が殺到したケースも多々ありましたから。ライブ中止の判断については、業界の課題でしょう」(音楽業界関係者)

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