著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

ホラン千秋は都立国際高校→青学大英米文学科と順調に進学も、女優の夢に破れてキャスターで開花

公開日: 更新日:

 充実した日々を送りながらも、焦燥が募っていた。最大の目標は女優として活躍することだった。大きな役が付くなら進学などどうでもよかった。しかし、オファーはほとんどなく、オーディションも落ち続けた。

 将来を見失っていたホランに声をかけたのは進路担当の国語教師だった。進学も一つの手だと説得された。国際高校が持つ指定校推薦枠を使い、青山学院大英米文学科を目指すことにした。国語教師はホランのために申請書類の書き方など一から指導してくれた。

 無事、青学に入学したホランだったが、女優への道をあきらめたわけではなかった。授業が終わると誰とも会話することなく、すぐに教室をあとにした。バイト先に向かわなければならなかったからだ。パン屋、スーパーのレジ打ち、寿司屋……。バイトに精を出したのは留学費用を稼ぐためだった。女優になるのに何が足りないか考え、いま一度、演技の勉強をすることにしたのだ。

 青学3年の時、オレゴン州立大に留学。舞台を1年間学んだが、帰国しても状況は変わらなかった。大きな役は回ってこず、せめてテレビの世界に身を置きたいと、キー局のアナウンサー試験を受けたが全敗だった。

 だが、捨てる神あれば拾う神あり。青学卒業後に出演したドラマで髪をショートカットにすると、端役にもかかわらず注目を集め、キャスターやバラエティーの仕事が次々に舞い込むようになるのである。=おわり

(取材・文=田中幾太郎/ジャーナリスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ブルージェイズ岡本和真がファンから支持されるワケ 日本&カナダの“組織票”で球宴スタメンなるか

  2. 2

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  3. 3

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  4. 4

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  5. 5

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  1. 6

    任侠界も騒然…当局も確認に走った超大物極道トップの死亡説

  2. 7

    異例の人事が“対岸の火事”では済まない3球団…楽天・吉井新監督はシーズン途中の外部招へい

  3. 8

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 9

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  5. 10

    大谷翔平が尻を“血だらけ”にしながら今季7勝目「こういうこともある」とコメント