ビタミンC濃度が高いと脳は老化しない? 青森の中高年を調査
脳は年齢とともにその大きさ(容積)は減少し、機能も低下していきます。それは正常な加齢現象ですが、少しでも脳の老化を遅らせたいというのは、誰しもが思うところです。それでは、脳の老化を防ぐ方法はないのでしょうか?
その候補として語られることがあるのが「ビタミンC」です。ビタミンCは脳の健康を保つために必須のビタミンで、その強い抗酸化作用で脳組織を守り、多彩な脳の機能をサポートするような働きも持っています。脳脊髄液中のビタミンC濃度は、血液中の2倍以上となっていて、脳は周囲のビタミンC濃度を高めることで、その健康を守っていると考えられるのです。
今年のプロスワンという科学誌に、脳の構造とビタミンCとの関係についての論文が掲載されています。青森県の弘前市において、2044人の中高年の住民を対象として頭部MRI検査を施行。ビタミンCの血液濃度と脳の構造との関係を検証したところ、血液のビタミンC濃度が高いほど、脳の大きさ(容積)は保たれ、リラックスした脳の状態を示すとされる「デフォルトモードネットワーク」も発達していることが確認されました。
今回の結果からは、ビタミンCが認知症予防に役立つとまでは言えませんが、ビタミンCを維持することは、脳を若く保つために必要であることは間違いがなさそうです。



















