保護者の料理スキルが子供のレジリエンスを育てる…「おふくろの味」は心の特効薬?
思春期は、児童期から成人期へ移行する過渡期であり、ホルモンバランスの乱れから、うつ病や不安障害などの精神疾患を発症しやすい時期です。そのため、思春期における適応能力や社会的な行動力を育むことは、健康状態の維持にとって重要だと考えられています。
困難な状況や強いストレスに直面した際に、それぞれの状況に適応し、乗り越える力(回復力)を「レジリエンス」と呼びます。
子供のレジリエンスは、親との関係性など家庭環境と密接に関連していることが知られていて、親子がともに過ごす貴重な機会として、食事や料理の重要性が指摘されてきました。
そのような中、子供のレジリエンスと保護者の料理スキルの関連性を検討した研究論文が、心理学に関する専門誌に2026年5月1日付で掲載されました。
この研究では、東京都足立区の公立小学校に通う小学4年生と、その保護者3641組が対象となりました。
保護者の料理スキルは1~6点(点数が高いほどスキルが高い)で評価され、点数が低いグループから高いグループまで4つの集団に分類されました。また、子供のレジリエンスおよび社会的行動は0~100点(点数が高いほど好ましい)で評価され、料理スキルとの関連性が解析されています。


















