「70歳の法学者が、なぜロマンス詐欺に騙されたのか」高倉良一著

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「70歳の法学者が、なぜロマンス詐欺に騙されたのか」高倉良一著

 著者は銀行のATMで350万円を送金しようとしていた。女性行員が振り込め詐欺ではないかと声をかけたが、それを無視して送金した。

 大学で法律を教えていた著者は離婚して1人暮らし。定年を迎え、社会とのつながりを失って心にぽっかりと穴があき、孤独を感じていた。それをFacebookに書き込むと愛子という見知らぬ女からメッセージが届き、LINEでやりとりするようになる。「先生、頼りにしてます」というひと言に、高倉の承認欲求と孤独感がうずいた。やがて愛子から投資の話が……。

「自分だけは大丈夫」と信じていた法学者が、恥を忍んで被害体験と詐欺の凄技を明かす。

(さくら舎 1760円)

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