「恩人だけど、嫌いな人の代表」亡くなった板東英二さんが複雑な感情を抱いたプロデューサーの名前

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■放送で使われないと知りながらトークを炸裂

 オンエア上、板東さんは台本通りに進行しているだけのように見えた。だが、スタジオではいつものようなトークを繰り返していたという。

「放送では使われないと分かっているけど、ただ味気なくクイズを続けるだけだと解答者も飽きてくるし、観覧客も疲れてくる。その雰囲気を和らげるために、しゃべっていた。収録中、五味氏はクイズを途中で止めて、板東さんや出演者にダメ出しをする時もありました。それでも、当時50代の板東さんは指示通りにやっていた。だから、若手の出演者たちも弱音を吐けなかった」(同前)

 板東さんは番組終了から10年以上経った70歳の頃、複雑な心境を明かしている。

《いちばんの恩人は五味さんですけど、いちばん一緒に仕事をしたくないのも五味さんですね(笑い)。もう1回やってみたい、あれぐらいしごかれたいと思うけど、この歳ではもういいですね、嫌だという人の代表やね》(「週刊女性」2011年11月22日号)

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