行列なしの超穴場⁉ マレーシア国立動物園ズー・ネガラはノーストレスでパンダ見放題!
昨年5月にジャイアントパンダの「福娃(フーワー)」と「鳳儀(フォンイー)」が中国に返還されたマレーシア。2頭の代わりとして昨年11月に「辰星(チェンシン)」と「暁月(シャオユエ)」が来馬した。一般公開が始まったのは年が明けた1月から。その暮らしぶりをのぞくため、首都クアラルンプールに飛んだ。
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2頭を迎え入れたジャイアントパンダ保護センターは、市内から車で20分ほどの国立動物園(ズー・ネガラ)の中にある。
入園料は外国籍の観光客なら大人1人93RM(リンギット)。1RMは40円前後なので、日本円で3700円ぐらいだ。
外国籍でも同国で働いていれば60RMと少し安くなり、自国民ならさらに安く55RMである。
エントランスを抜け、時計回りに園内を進む。目指すパンダはずっと奥だ。
まずはキリン、そしてマレーバクと続く。マレーシア原産の固有種で、パンダと同じ黒白のツートンカラー。日本の動物園でも飼育されているが、野生は絶滅危惧種に指定されている。希少な生き物だ。
数多くの鳥が羽を休めている池の周りをしばらく進むと、左手にマレートラを発見。体温を下げるためか水中に体を沈め、周囲をうかがっていた。こちらも絶滅の瀬戸際にある固有種で、マレーシアは国をあげて保護に乗り出しているという。
そのほかゾウや水牛、ラクダなどを横目で見ながらパンダの建物に到着。入り口に並び11時半からの食事タイムを待つ。耳をすませば、日本語を話す子どもの声が聞こえた。国内からいなくなっても、パンダ人気は根強い。
もっとも、訪れたのは日曜だったが、行列は控えめだ。これなら東京の人気ラーメン店の方が混んでいる。まぁ、真夏の東南アジアの暑さだ。そもそも外出する人が少ないのかもしれない。
時間が来て建物の中に入る。冷房完備は人間にもうれしい。まずは施設全体を俯瞰で確認。敷地は6000平方メートルというからサッカーコートぐらいだろうか。食事や運動をする生活エリアもかなり広い。
階段を降りて先に進むと、通路の左側に辰星、右側に暁月がいた。我々ゲストとの距離は近い。もう少しで手が届くかも……と錯覚してしまう。
それにしても、2頭ともよく動く。決して機敏ではないが、活発だ。いざ食事となるとドッカと腰を下ろし、器用に竹の皮をむいてゆく。来園者は、大人も子どもも笑ってる。みんな夢中でスマホのレンズを向けていた。
ルールでは10分の入れ替え制らしいが、それほど混んでいないこともあってか、厳密に運営されている感じはない。おかげで落ち着いて見ることができた。
「とにかくパンダとゆっくり過ごしたい!」という人には、おすすめの穴場である。
■住所:Kemensah Heights,68000 Ampang Jaya, Selangor
■営業時間:9〜17時
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