仕事のストレスは「幸福感」と「睡眠」をどう変えるのか? 50~66歳の労働者45人を調査すると…
職場は一日のうちで長い時間を過ごす場所であり、高齢の労働者にとっては、身体活動量の維持や社会的な孤立を防ぐうえでも重要な環境だと言えましょう。
一方で、仕事上のストレスや人間関係の悪化は、健康状態に悪影響を及ぼすこともあります。
そのような中、中高年の労働者を対象に、仕事のストレスや幸福感、睡眠の質などを調査した研究論文が、「サイエンティフィック・リポーツ」という科学誌に2026年7月28日付で掲載されました。
英国で行われたこの研究では、50~66歳の労働者45人が対象となりました。
被験者に対して自己報告型の調査を実施し、睡眠やストレス、職場の満足感などに関する情報を収集しています。また、手首に装着可能なウエアラブルデバイスを用いて、被験者の身体活動や睡眠、生活リズムなどに関する情報を収集し、それらの相互影響が解析されました。
その結果、仕事に関連したストレスが高いほど幸福感が低下する傾向を認めました。幸福感の低下に関する統計学的な関連性(-1.0で最大)は、憂鬱感の増加で-0.68、イライラしやすい状況で-0.61、倦怠感の増加で-0.52でした。


















