劇場政治は「ブラックボックス」批判から始まった 小泉元首相ソックリの「自民党をブッ壊す」狂乱出馬
2016年7月8日付の紙面記事を再掲載
東京都の小池百合子知事が今年8月で就任10年の節目を迎えた。東京五輪と築地市場移転の計画見直し、都議会自民党との対立、新党結成と国政進出、混乱続きのコロナ対策、そして灰色の自身の経歴──。「劇場」と称されたパフォーマンス都政は疑惑と裏切りの連続だった。都庁に君臨する「女帝」の本質を日刊ゲンダイのアーカイブから振り返る(年齢、肩書は当時のまま)。
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東京都知事選(14日告示、31日投開票)はグチャグチャの分裂選挙の様相を帯びてきた。推薦をめぐって自民党都連とやり合っていた小池百合子元防衛相はきのう(6日)、シビレを切らして正式に立候補を表明。推薦なしでの出馬を宣言した。破れかぶれなのか、冷や飯食い続きで一線を越えてしまったのか。
会見した小池は、参院選後まで結論を先送りした都連を「どこで何を決めているか不透明だ」「ブラックボックスのよう」などと猛批判。真っ向からケンカを売った。都議団にも矛先を向け、選挙公約として〈都議会の冒頭解散〉〈利権追及チームの設置〉〈舛添問題第三者委員会設置〉を挙げた。〈冒頭解散〉は議会側が知事を不信任とした場合に限られる。元岩手県知事の増田寛也氏の擁立を目指す都議団との対決姿勢を鮮明にする狙いだ。〈利権追及〉は小池を毛嫌いする東京五輪組織委の森喜朗会長を念頭に置いたものだろう。そして、〈舛添問題〉。舛添要一前知事を担ぎ出した自公の製造者責任を、蒸し返そうというハラなのだ。


















