採血もロボットがする時代へ…オランダの臨床試験で47%が支持
AIとともにロボットの進歩も目覚ましく、医療の世界でも人間の手術などの手技をサポートするロボットが活躍しています。ただ、まだ基本的には人間が行っている医療行為も多く、そのうちのひとつが「採血」です。
注射器の針を皮膚に刺して、静脈から血液を採取して検査する採血は、必要不可欠で基本的にどの医療機関でも施行していますが、採血が好きな方はいないと思いますし、トラブルも多い手技として知られています。
採血を行う医療従事者の手技(うまい下手)によって、成功するかどうかが大きく左右されますし、患者さんの血管の走行などの個人差によって採血が難しいという人もいます。それでは、採血もロボットに任せてしまえばよいのではないでしょうか?
じつはオランダの企業が全自動の採血ロボットを開発し、その臨床試験の結果が今年の臨床科学の専門誌に掲載されています。超音波検査などを使用して、採血に適切な血管を選定し、自動的に針を刺して採血するロボットを使ったところ、94.5%で採血に成功。採血の痛み自体はロボットでもあるものの、47%の患者さんは次回も人間よりロボットの採血を希望したそうです。針を刺す痛みを理解しないロボットが採血することに抵抗を感じないでもありませんが、近い将来、日本でも採血はロボットがするのが当たり前になるかもしれません。



















