クアラルンプールはモダンとレトロが混在するダイバーシティーなモザイク都市
経済は堅調で生活コストが安く、親日的で口に合う料理も多い──日本人の移住先としても人気のマレーシアは多様性が魅力だ。首都クアラルンプールにはモダンな高層ビルとレトロな雰囲気の建物が混在する。パンダを見たあとはダイバーシティーに彩られた街を歩こう。
軍神ムルガンが出迎えるヒンドゥー教の聖地
中心部から電車やクルマで30分ほどの「バトゥ洞窟」は、シヴァとパールヴァティーの次男でガネーシャの弟とされる軍神ムルガンを主祭神としたヒンドゥー教の聖地である。入り口にそびえるムルガンの黄金像は高さ43メートル。オフィスビルの11階に相当する。
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洞窟に続く階段はカラフルでポップだが、踏み板の部分は幅が狭く勾配も急だ。272段を上り切るのは楽じゃない。その上、観光客のバッグ(食べ物)を狙う野生の猿も、うじゃうじゃいる。後ろを振り返り景色を眺める余裕はなかった。
ごった返す人のほとんどは観光客のようだが、丸刈りに黄色の粉を塗っているのは信者という。裸足ですいすいとリズミカルに上ってゆく。一方で一段一段を膝で上る女性もいた。願掛けの苦行らしい。信仰の表現はさまざまである。
住所:Gombak, 68100 Batu Caves, Selangor
世界で2番目に高い超高層ビル
「ムルデカメイバンクタワー」は多面的なカット形状が印象的な超高層ビルである。モチーフにしたのは50RM紙幣に描かれている初代首相トゥンク・アブドゥル・ラーマンの姿。「ムルデカ(=独立)」と叫ぶ様子を再現したそうだ。
678.9メートルはドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ2番目の高さ。2023年開業で、現在は75階のレストランから市街が一望できる。
住所: Presint Merdeka 118, 50118 Kuala Lumpur
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