“政界渡り鳥”が初当選前から仕掛けていた「新党結成」と「安倍政権への反逆」

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2016年7月21日付の紙面記事を再掲載

 東京都の小池百合子知事が今年8月で就任10年の節目を迎えた。東京五輪築地市場移転の計画見直し、都議会自民党との対立、新党結成と国政進出、混乱続きのコロナ対策、そして灰色の自身の経歴──。「劇場」と称されたパフォーマンス都政は疑惑と裏切りの連続だった。都庁に君臨する「女帝」の本質を日刊ゲンダイのアーカイブから振り返る(年齢、肩書は当時のまま)。

  ◇  ◇  ◇

 大混戦の都知事選のさなか、“仰天情報”が流れ始めた。自民党「除名」もウワサされている小池百合子元防衛相が、「地域政党」の立ち上げを画策しているというのだ。

 12年9月の自民党総裁選石破茂地方創生相の支援に回り、安倍政権で“冷や飯”を食っていた小池。今回の都知事選出馬で、「私は自民党員」と言いながら、石原都連会長を完全無視。さらに「都連のドン」と呼ばれる内田茂幹事長を敵に回して、いよいよ「政界の渡り鳥が次に選ぶ政党は?」なんて声も漏れ始めた。

 小池得意の「後足で砂をかける」手法に自民党はカンカン。小池を応援する議員は仮に親族でも許さない--という文書を配って締め上げている。こうなると、小池は当選しようが、落選しようが、自民党と袂を分かつのは時間の問題だ。そこで浮上しているのが、「小池新党」の立ち上げだ。

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