本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

「ぽってりした日本調のいいおねえさんたちが好きだった」

公開日: 更新日:

「みんな、いい子ばかりでしたよ。一族郎党の意識だったし」

 野田義治はバブル期に体験した特異な体験を懐かしそうに回想する。

 1990年、バブル経済が頂点に達したころ、野田がプロデューサーをしていたイメージビデオ制作会社パワースポーツは、目黒区青葉台から渋谷区の高級住宅街・代々木上原に移転した。

 坂道を上り切った丘に、その新社屋はあった。できたばかりの3階建て洋館には、バブル期建築の特徴である螺旋階段があった。1階は営業と編集ルーム。2階は応接室、食堂、広報室。3階はスタッフたちの個室になっていた。

 パワースポーツの他にAVメーカー、ダイヤモンド映像グループの実質的オーナー・村西とおるは部下たちとこの館に住み、隣部屋は専属女優黒木香、階下にはサンドバッグ軍団と呼ばれたスタッフたち、日比野正明、ターザン八木、パンチ藤原の寝床があった。

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