本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

「あそこのミスコンはスポンサーの愛人にならないと…」

公開日: 更新日:

 1988年夏。

 野田義治は自らマネジメントするイエローキャブというプロダクションから、堀江しのぶを売り出した。

 だがこれからというとき、スキルス性胃がんで堀江しのぶは23歳の若さで夭逝。闘病中の医療費、生活費をまかなったのは、野田がプロデューサーとして参加したパワースポーツという芸能人のイメージビデオ制作販売会社からのプロデュース料だった。このメーカーは、「AVの帝王」の異名を持つ村西とおる監督が率いる会社だった。

 村西監督はクリスタル映像というAVメーカーの社員監督だったが、西村忠治社長と経営方針の違いでたもとを分かち、新たにダイヤモンド映像を立ち上げた。ところが思うように売れない。パワースポーツも伸び悩んでいた。

 奇跡が起きたのは、都心の短大に通う女子大生が松坂季実子という名でダイヤモンド映像からデビューしたときからだった。

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