芸能界にもビッグモーター顔負けのパワハラ体質 “ブラック事務所”ゴロゴロ、業界関係者が証言

公開日: 更新日:

■「もっと仕事取ってこんかい」の恫喝

「僕がかつていた事務所も本当にブラックで、写真集やグラビア撮影、テレビ出演など、ノルマがありました。それが達成できないと『もっと仕事取ってこんかい』と社長に恫喝され、なんとか取ってくると『こんなショボい仕事取ってくるんじゃねえ』とキレられ、キャンセルさせられるので、あちこちの出版社や制作会社とモメることになる。その上、バカだの、死ねだの面罵されます。僕以外にも何人もうつ病になって辞めていきましたよ」

 同氏によれば、一部のグラビア系事務所や地下アイドル系事務所では今でもこうしたパワハラ体質は残っているという。

「タレントには、最初は先行投資と称して、ちゃんとした契約書も交わさずに月3万円しか渡さない。それで、『いいバイト紹介するよ』とラウンジとかで働かせるんです。でも社長は金のネックレスをつけて、ベンツとかに乗っている」(前出のマネジャー)

 20代後半の元地下アイドルはこう話す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ